4限目 水虫の種類によって水虫薬を選ぼう




水虫薬の市販薬には、リキッドタイプ、クリームタイプ、スプレータイプなど様々な種類の水虫薬が存在します。成分は似ているけれども、どれを使うのが正解なのか悩まれる方も多くおられると思います。どのタイプをお使い頂いても、水虫には効果がありますが、水虫の種類によって使い分けると、より効率的に治療をすることが出来ますので、知っておきましょう。



<リキッドタイプ> 全ての水虫に使える万能タイプ

趾間型水虫、小水疱型水虫、角質増殖型水虫など全ての水虫に使えるスタンダードな水虫薬が液体のリキッドタイプの水虫薬です。
速乾性のあるタイプが多く、痒みに対しての即効性があるのが特徴です。
ジュクジュクした水虫に使用すると、炎症が悪化する恐れがあるので、水疱が潰れた場合などは、傷口が治ってからのご使用をお勧めします。

水虫薬エフゲン、及び水虫薬エフゲンリキッドαはこのタイプの水虫薬となっています。
爪まわりの水虫など幅広い水虫にご利用頂けるので、悩まれた際はまずは水虫薬エフゲンをお試し下さい。


<軟膏・クリームタイプ> プラス1ヶ月は塗り続ける。

かかと水虫と言われる角質増殖型水虫やジュクジュクした水虫には、クリームタイプや軟膏タイプの水虫薬が、滲みることが少なく、治療も効果的です。
成分については、ほぼリキッドタイプの水虫薬と同じですので、角質増殖型水虫だけではなく、全ての水虫に対応しています。ただし、保湿成分が入っていることが多いため、趾間型水虫の場合には、液体タイプの水虫薬をお勧めしています。

大源製薬では、テルビナフィン塩酸塩と尿素10%を配合した水虫薬エフゲンクリームαを販売しています。角質層を柔らかく、浸透率を上げる尿素がたっぷりと入っており、水虫の治療をしながら、赤ちゃんのようなモチ肌を作り上げていきます。


<スプレータイプ> 生活改善を心掛けよう

大源製薬では販売していませんが、手が汚れずに手軽に使える特徴のタイプの水虫薬です。
ジュクジュクした水虫などには効果的ですが、完治させるには力不足な側面もあります。一時的にジュクジュクした水虫を抑える際に利用して、ジュクジュクが収まったら、リキッドタイプかクリームタイプの水虫薬に切り替えることが得策だと言えます。

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