水虫の原因菌として知られている"白癬菌(はくせんきん)"。
白癬菌は、体に感染すれば”タムシ”や”ゼニタムシ”と言われ、
頭に感染すると”シラクモ”、股間に感染すると”インキンタムシ”と言われ、
感染箇所によって病名が変わります。
爪床水虫というのは、爪が白癬菌に感染してしまう「爪水虫(爪白癬)」になる
直前の爪床や爪まわりの病気の事です。
爪水虫の治療の際には、大元となる部分を治療することが最も重要となるため、
爪水虫の治療の際には、爪床や爪周りの治療を第一に考えることが重要です。
ちなみに爪水虫に関しての知識としては、通常、爪の表面は硬いため、
直接白癬菌が入り込むことはあまりないのですが、
長時間ブーツを履いていたり、雨で足が濡れてもそのままにしておくことで、
白癬菌が好むケラチンを含む垢や汗などの汚れが溜まり、菌が増殖することで、
爪の周りや爪と皮膚の間から菌が入り込んでしまい感染し、発病します。
爪には神経がないため、初期段階では爪の先っぽが白濁するだけで、
痛くも痒くも自覚症状もない状態で症状が進行するのですが、
知らない間に爪床水虫を患い、そのまま放置し続けて、
最終的に爪水虫になってしまったという方が患者様の大半を占めます。
大源製薬では爪水虫のご相談を頂くことが多いのですが、
爪水虫の方の大多数に日常生活に関しての質問をすると、
おおよそ上記のケースが感染源だと考えられます。
なお、爪水虫や爪床水虫になられる方の特徴としては、既に足の水虫を持っており、
しかも残念ながらその水虫も相当悪化されている方が多いのが特徴です。
こうなると、爪水虫や爪床水虫だけを治しても再発を繰り返すだけになります。
白癬菌とのいたちごっこを繰り返えさないためにも、同時に水虫の治療も行い、
完治を目指すことが大切です。
なお、爪の中の白癬菌の退治には薬効成分を爪に浸透させないといけないので、
爪床水虫の治療は、手間の掛かることになる事で知られていますが、
根気強く治療を続けていきましょう。
爪床水虫とは、どういう症状を指す感染症か。
まず爪床水虫の特徴としては、爪を白く濁らせてしまいます。
時に、白い筋が入ることもあるので、見た目的にも分かりやすいかもしれません。
治療せずに放置しているとどうなるかというと、
まず初期症状としては、爪の先などが白濁し始めます。
そして、白癬菌は指側に感染していき、爪の色も白・黄・黒色へと変色し、
爪の厚みが増え、盛り上がったようになります。
この厚くなった爪は、非常に脆く、ポロポロと剥がれ落ちるのですが、
これは新たな水虫の原因となるので注意が必要です。
よく家族の水虫がうつったという話がありますが、あれは本当です。
家族感染される方は、そのほとんどがこういう何気ないところが原因です。
まき散らかされた白癬菌は、家族感染を引き起こす一因となるので、
是非ご注意ください。
次に、爪床水虫の本当の怖さって何でしょうか?
爪床水虫って事は分かったとしても、ある程度まで症状が進行して、
実感してみない事には、なかなかイメージできないものですが、
爪床水虫は症状が進行すると他の病気との合併症も起こり得る病気ですので、
大きく3っつの怖さを知ってもらえればと思います。
初期の爪床水虫であれば、早期治療をすればいいので、心配はないでしょう。
しかし、爪の厚みが増し、爪が爪としての機能をしなくなった時に、
初めて爪床水虫の怖さが現れてきます。
1つ目の怖さとしては、靴も履けなくなったり、歩行困難になったりするという事です。
歩行困難になると、運動不足にも陥り、日常生活にも支障が出てしまいます。
そもそも、—あまり考えないと思いますが— ”爪”は指先の保護以外にも、
人間にとっては大切な役割を果たしているのをご存知でしょうか。
爪がないと指先に力が入りませんし、踏ん張ることもできなくなります。
爪が無いと体のバランス機能も失い、内蔵機能の低下まで招く恐れがあります。
そういう訳で、抜爪というのは、可能な限り避けるべきなのですが、
その爪が白癬菌に浸食されているということを考えると、
爪床水虫は本当に放置できない恐ろしい感染症なのだと言えます。
2つ目の怖さは、これは水虫の方においても同様ですが、
白癬菌による糖尿病と合併症の危険性もあるので、油断はしてはいけないのです。
たかが爪床水虫。されど爪床水虫なのです。
そして3つ目の怖さですが、これも水虫の方であっても同様の事が言えるのですが、
家族にうつす可能性が非常に高いということです。
特に、爪床水虫は、足の水虫と違って痒みや痛みがないので、
そのまま放置されてしまっている方も多くいらっしゃるみたいですが、
ボロボロと白癬菌を家中にバラまいて、家族内感染が広がるという、
最悪のケースもよく耳にする話ですので、注意が必要です。
爪床水虫も水虫と同じで、完治するまでは白癬菌を抱えた状況ですので、
気を抜かずに治療を続けることが大切であるということと、
恐ろしい感染症だということが、分かって頂けましたでしょうか。
爪床水虫の治療のポイントについてお伝えします。
それでは、そろそろ爪床水虫の治療方法のポイントについて、ご説明したいと思います。
爪床水虫の治療ポイントは、大きく2つあります。
1つは新しい爪を伸ばすこと。
そしてもう1つは、硬い爪の中へどう薬剤を届けるかです。
本題に入る前に、少しだけ薬剤についてのお話をしたいと思います。
まず、水虫の外用薬は大きく液体と軟膏の2種類があり、
更に内服薬として、飲み薬というのもあります。
よく質問されるのですが、どれが白癬菌に一番効果的なのかという点については、
どれも医薬品として認められているので、判断することは出来ません。
ただ、当社では、液体の薬剤をしみこませて治療するという観点から、
爪床水虫には液体薬のほうが治療に適していると考えています。
それでは、本題の治療のポイントに戻りたいと思います。
注意するべき点1つです。
ただ爪の上から液体薬を塗っているだけでは、爪の表面の油気で液体の薬剤が
弾かれてしまうので、薬効成分が爪の中にいる白癬菌へ届きにくく、
効果が現れにくいということがあります。
そこで、エフゲンを使った場合、以下の方法で治療を行って下さい。
【ステップ1】
液体薬を爪の下まで送り込むため、爪の表面を爪ヤスリなどで薄く削ります。
【ステップ2】
爪の上にエフゲンを染み込ませたガーゼ(脱脂綿)をのせて、
ラップで覆って絆創膏で止め、靴下を履きます。
外出される際には、この方法は無理だと思いますので、在宅されている時に続けてみてください。
なお、相手もガンコな爪床水虫ですので、普通の水虫に比べて効き目が現れるまでに時間がかかります。
普通、爪が生え変わるのには1年以上かかるといわれています。
いずれにせよ、1年ほど治療がかかる長期戦の上、エフゲンを使うことによって角質剥離作用が生じ、
皮膚が写真のようにズルむけになってしまい中断してしまう気持ちになるかもしれませんが、
途中であきらめず、根気よく使い続けて、治療することが一番のポイントとなるでしょう。
正しい爪床水虫の治療方法とは。
まず、ニッパーや爪切りを使い、深爪にならないように気をつけて、爪を短く切って下さい。
爪床水虫の方は爪自体が白くにごっていたり、盛り上がって分厚くなっていますので、
爪やすりなどで爪の表面を削って薄くすることがポイントです。
ニッパーなどで白くなっている部分を切り取っている方もおられますが、
これも物理的に薬液を浸透させるのに効果があるので、良いと思います。
なお、爪床水虫の場合、爪床水虫専用のニッパーや爪切りが販売されておりますので、
そちらをお使いになられた方が、家族感染なども防ぐことが出来ますので、
オススメです。
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なお、この作業をされる際には、キズからばい菌が入ると二次感染をおこす場合があるので、
くれぐれも傷にならないよう、無理のない程度に気をつけて行ってください。
ここまで来たら、いよいよ、エフゲンを塗る作業に入りましょう。
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ここでのポイントは、爪そのものというより、
爪と皮膚の間にいかに薬剤を浸透させるかという事です。
そこで、まず爪の表面を塗るの事よりも、爪と指の境目にしっかりとエフゲンを塗って下さい。
ここが白癬菌の入り口ですので、しっかりと染み込ませましょう。
次に、エフゲンを脱脂綿やガーゼにエフゲンをしみこませて、爪の上に乗せます。
爪の表面がガーゼで覆われたら、ラップで包み、その上から絆創膏やテーピングなどで軽く止めます。
もしくはシリコン製のカバーである「やわらか足ゆびサック(大)」や「やわらか足ゆびサック(小)」を用いて止めます。
この湿布の方法で毎晩、お風呂から上がってお休みまでの数時間、続けてください。
なお、アルコールに皮膚が敏感な方は、短い時間の湿布から試してください。
注意点としては、爪の根元がピンク色に変わったら、この方法は中断し、
直接爪と爪と指の間に塗る方法に変えて下さい。
新しく白癬菌に感染していない爪が生えてきたにも関わらず、
この方法を取り続けると、逆効果となりかねないため、ご注意下さい。
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先ほどもお伝えしましたが、エフゲンを使った治療を行うと、
治療過程で角質剥離作用が生じるため、見た目がとても悪く、
また皮膚が白くなったり突っ張ったりします。
しかし、これは薬効成分が効いている証拠ですし、そのままお使い下さい。
また、サリチル酸の作用で皮膚が黒ずんでくる場合があります。
この場合も、爪白癬が完治し、塗布を止めていただくと、
次第にきれいな皮膚へと戻っていきますので、治療を途中で放棄せず、
ご安心してお使い下さい。
中には、爪と皮膚の間に空間ができたりする方もおられます。
確かに、見た目が悪くなる場合もなるので、驚かれることだと思いますが、
こちらについても、薬効成分がしっかりと浸透している証拠ですので、ご安心ください。
その他の症例として、爪が剥がれてこられる方もいます。
これも、新しい爪が生えてきますのでご心配は要りません。
なお、治療過程は、爪床水虫にかかられている年数や罹患範囲にもより異なりますが、
様子を見ながら治療を継続していく事が大切です。
一般的な治療期間の目安としては、足の爪が生え変わるまで一年から一年半程はかかるとご理解下さい。
そのくらいの長期戦になるかと思います。
なお、爪床水虫によく似た、圧迫による白濁や、掌蹠膿疱症など、
爪床水虫によく似た爪の病気がございます。
爪の異常が見られましたら自己判断はせず、
まず爪床水虫かどうか皮膚科の医師にご相談ください。
また効き目が感じられない場合も、一度、医師や薬剤師等にご相談されるのもいいかもしれません。
爪床水虫になりにくくする極意とは。
最後に爪床水虫の人は、以下の事を心がけるだけで、治療の効果が上がり、
爪床水虫でない方には爪床水虫の予防になる5つのポイントをお伝えしたいと思います。
【その1】こま目に部屋のお掃除をする。
白癬菌のついた角質層はしっかりと掃除機も使って除去しましょう。
床も雑巾やクイックルワイパーなどで掃除すれば完璧です。
バスマットなどはこまめに取り替えて、日光でしっかり乾燥させて下さい。
【その2】足が濡れたら、丁寧に拭き取り、湿らせない。
濡れたり、蒸れたりすることは、白癬菌を喜ばす行為です。
お風呂上がりも丁寧に水分を拭き取って、乾燥させて下さい。
【その3】毎日同じ靴を履かない。
最低でも2足の靴を毎日、交互に履くようにして下さい。
特に革靴やブーツ、長靴等通気性の悪い靴は、一日中、履き続けないで下さい。
日常生活では通気性の良い靴を履くことをオススメします。
【その4】毎日、お風呂に入って石けんでキレイに洗う。
本当は、足が蒸れたなと思ったら、手を洗う感覚で洗って欲しいところですが、
毎晩のお風呂の際だけでも、石けんでキレイに洗って下さい。
フットケア専用のフットソープも販売されているので、
それを使えば更に効果的でしょう。
【その5】5本指ソックスを常時履く。
周りの方に白癬菌をバラまかない為にも、爪床水虫を早く治すためにも、
とても効果的なのが5本指ソックスです。もちろん普通の靴下でも大丈夫。
靴下を履く事で、水虫薬の薬効成分が外へ漏れる心配もありませんし、
周囲に白癬菌をまき散らかす防止にもなります。
一日の中で最低でも2回は取り替えて欲しいものになります。
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いかがでしたでしょうか。
水虫薬エフゲンをご利用される方には、他の併用できない薬を服用されている方や、
肝機能が低下していて水虫の内服薬を飲めない方の他、
妊婦さんや授乳中のお母さんなど副作用を心配されて内服薬は避けたいと
おっしゃる方が多くおられますが、皆さんご安心してお使い頂いております。
素足になる季節などは、男性の方のみならず、サンダルやミュールを履かれる
女性の方は、特に爪床水虫には悩まされるものです。
しっかりと爪床水虫を治して、気持ちのいい、素足ライフを過ごしてもらえたら幸いです。
薬剤師のゆう子が爪床水虫の正しい治療方法について、分かりやすく解説します。
水虫薬エフゲンの塗り方をおさらいしよう!
水虫薬エフゲンを使った爪床水虫の治療においては、
先ほどお伝えした通りですが、改めて水虫薬の正しい塗り方、
上手な塗り方をお伝えしようと思います。
【その1】水虫薬は風呂上がりに塗ろう!
お薬を塗るのがベストのタイミングはお風呂に
上がってすぐのタイミングです。
お風呂では、軽石を使って、軽く角質層を削り取り、
フットソープで足を洗ってもらい、水気をタオルで
よく拭いてもらってから塗ってください。
足の皮膚や爪は温かいお湯でしっかりとふやけさせた状態で塗る方と、
薬の浸透が良いので、湯船に浸かった方がいいでしょう。
爪は少し硬い方が削りやすいので、入浴直前に削ると削りやすいかもしれません。
【その2】水虫薬は少し広めに塗ろう!
爪水虫や爪床水虫の方の中には、爪や爪の周りにだけ水虫薬エフゲンを塗るという方が多いようなのですが、爪水虫や爪床水虫の場合、水疱型水虫や
かかと水虫を一緒に罹患されている方が多いです。足裏全体に感染しているとうケースも見られます。
水虫の症状が出ている部分はもちろんのこと、症状が出ている箇所より広めに塗ることが大切です。
【その3】水虫薬は途中で止めちゃダメ!
水虫が完治するまでは、軽微な水虫であっても、
再発防止を考えるのであれば、最低3ヶ月はかかります。
爪床水虫の場合は、1年以上かかることはよくある話です。
水虫の治療で一番、よくないことは、治療を途中で止めてしまったり、
中断と再開を繰り返すというようなことです。
途中で止めると、水虫の菌が耐性を持ってしまい、
水虫薬が効かなくなってしまうこともありますので、
ご注意ください。
見た目が綺麗になっても、白癬菌が死滅していないと、
再発するリスクがありますので、できれば治ったと思ってからも
少なくとも1〜2ヵ月は塗り続ける努力をしましょう。
【その4】水虫や爪床水虫の再発を食い止めよう!
水虫は再発率が高いことで知られていますが、その中でも
爪床水虫は特に比較的再発を繰り返しやすい病気です。
その場では治っても、生活環境的に改善がなされないと、
同じことを繰り返す可能性は十分にあります。
しかし、これを予防するために、水虫が治っても、
ときおり水虫薬を軽めに塗っている方がいます。
実はこれ、お薦めの方法です。
ただし、塗りすぎると角質溶解作用が生じて、
水虫でもないのに、角質がボロボロとするので、
この方法を行う際は、注意しましょう。
1週間に1度ほど塗ると、ちょうどいいみたいです。
また、白癬菌はどこにでも発生する菌ですので、
お部屋のお掃除やマットなどを洗濯などもマメにすると、
再発防止の対策としても有効です。
【その5】水虫には水虫薬を使おう!
市販されている水虫薬は数多くありますが、
なかには水虫薬でもないのに、爪床水虫が治る水虫薬かのような
表示をしている雑貨商品も売られているようです。
水虫を治すには、白癬菌という菌を抗菌して、新しく白癬菌に
感染していない皮膚や爪が生え変わることが重要です。
雑貨商品では、治療をすることが出来ませんので、
騙されないように注意をしてください。
水虫薬エフゲンに含まれる成分解説
数多くの水虫薬を試してきたにも関わらず、
なかなか治らなかった水虫が水虫薬エフゲンを使うと治った
という話をよく伺います。
今回は、なぜ水虫薬エフゲンで水虫を治すことができるのか。
その理由をご紹介したいと思います。
水虫薬エフゲンは、最近の水虫薬では当たり前のようになっている
超強力な薬効成分が入っていません。
昔ながらのウンデシレン酸という抗真菌薬成分とサリチル酸という
角質を軟かくポロポロと剥がすという2つの成分、
そしてph調整剤が入っているだけです。
まずは、抗真菌薬成分であるウンデシレン酸をご説明しましょう。
<ウンデシレン酸について>
抗真菌薬成分であるウンデシレン酸というのは、白癬菌を抗菌する
成分として知られており、その原材料は驚くなかれ、
ヒマワリの種から作られる飽和脂肪酸です。
天然由来の成分ですので、抗菌力については、最近の水虫薬と違い
強力とまではいきませんが、実はそこまでの抗菌力がなくとも、
このレベルの抗菌力で十分ですので、ご安心ください。
最近のお薬は、強力というのが良いことのように宣伝されていますが、
強力になることで、水虫の原因菌である白癬菌がお薬に対しての
耐性を持ってしまうということもあります。
実際、水虫薬が効かなくなったという方は、耐性を持ってしまった方が
多くおられるようですので、強力なお薬を使われる場合は、
定められた期間、最後まで使われることをお薦めします。
いずれにしましても、多くの医薬品の原材料が人工生成物であることを考えれば、
このように自然のものから抽出された成分ですので、
より安心だということを感じていただけるのではないでしょうか。
<サリチル酸について>
次に、サリチル酸という成分ですが、これも昔からある成分で、
私たちが様々な使い方をしてきた薬品成分です。
サリチル酸というのは、使う量によって、お肌を軟化させるだけでなく、
角質をボロボロにさせる力があり、水虫薬エフゲンでは、
このボロボロにさせる力を使って、水虫の治療に役立てています。
水虫というのは、感染すると肌の表面だけでなく、角質層の奥にまで
根付いてしまうため、角質層の奥にいる白癬菌をどう抗菌するかが、
一番のポイントとなってきますが、サリチル酸を使うことによって、
角質を剥がすことで、角質層の奥の抗菌をすることができるのです。
<ph調整に神髄あり?>
大源製薬の水虫薬エフゲンはたった2つの薬効成分ですが、
それを支えているのが、ph調整剤であったりします。
お肌の荒れを抑えるだけでなく、効果を高める役割を果たしている
ph調整剤の配合率こそが水虫薬エフゲンが効く秘訣だったりします。
<まとめ>
なぜ強力な水虫薬よりも水虫薬エフゲンの方が効くのか。
実はこれ、北風と太陽のような関係であったりします。
まず、大切な認識として、水虫薬で水虫が殺菌できると
思っている方が多いのですが、残念ながら殺菌はできません。
水虫薬は、水虫を抗菌するものであって、殺菌するものではない
ということを知っていただきたいと思います。
水虫薬の概念を詳しく説明すると、新しい皮膚が
ターンオーバーで生まれ変わってくるまでの間、皮膚に感染した
水虫の原因菌である白癬菌の活動や感染を現状で食い止める
というお薬であるということです。
重要なことは、成分の強い弱いではなく、角質層の奥にいる
白癬菌を抗菌することが出来るかどうかということになります。
そのため、水虫薬の処方箋というのは、成分の強い弱いに関わらず、
おおよそ3か月は最低でも使ってくださいと書かれているのです。
水虫薬エフゲンは、角質を剥がしながら抗菌して治していくタイプの
水虫薬ですので、その治療過程が目にしやすいということもあって、
続けることが出来る方が多いようなのですが、角質層を剥がすことで、
より抗菌効果が得られると言う訳でもあります。
水虫薬エフゲンなら水虫が治る理由、少しは分かって頂けましたでしょうか。
爪床水虫の原因は〇〇にあった
過去、大源製薬が水虫に関するアンケートを行ったところ、
家庭内感染の方は実に75%にも上りました。
水虫の感染源は、昔からプール、浴場、ジムなどの不特定多数の方が
多く裸足で接する公共施設などが多いと言われてきましたが、
最近の研究では、家庭内が一番の感染源だということが分かっています。
まずは大切な家族のためにも水虫になった場合、
早めの治療を開始し、家族にも協力を得ることが完治への近道です。
なお、日本では、水虫薬は実に数多くの種類が売られていますが、
治癒率が100%の水虫薬はなく、一般的には80%程度だと言われています。
水虫薬エフゲンは、最近の水虫薬と比較すると、比較的穏やかな
成分の水虫薬ではありますが、治癒率は治験結果では、
97.8%と圧倒的な治癒率を誇っており、肌に優しいにも関わらず、
しっかりと水虫を治療することができる水虫薬だと言われており、
それが長年の人気の秘訣だとも言われています。
症状に併せて治療薬を使い分けてみよう。
水虫の原因菌として知られている白癬菌。
この白癬菌ですが、実はいろんな種類がある
ということをご存知でしょうか。
その数、実に40種類以上とも言われているのですが、
日本には約10種類ほどの白癬菌が人に感染する
白癬菌として存在しています。
近年、急増した種類としては、柔道選手などの間などで
流行したトリコフィトン・トンスランスという南米などでは、
元々あった種類が日本でも流行して、「新型水虫」として
有名になりましたが、これらの白癬菌の種類によって、
水虫薬の種類が異なるのかというと、そういう訳ではありません。
ただ、タイプによって水虫薬も使い分けをすることで、
効率的に治療をすることが出来ますので、
知っておくと良いでしょう。
一般的に現在の主流の水虫薬というのは、
液体タイプかクリームタイプかになります。
液体タイプは、塗りやすく、効果も高いものが多く、
どのタイプの水虫にも使えるので、良いのですが、
ジュクジュクした水虫など真皮と言われる皮膚の奥まで
傷ついた状態の水虫になると滲みてしまい、
あまりお薦め出来ません。
そこでお薦めなのがクリームタイプの水虫薬です。
このクリームタイプの水虫薬は、一般的には、
かかと水虫などの角質層にこびりついた水虫など、
角質層が硬くなってしまい、薬効成分を届けることが
非常に難しい場合、使うといいタイプの水虫薬ですが、
趾間型水虫で状態が酷い場合は、クリームタイプを使うと
滲みにくいので、お薦めです。
市販の水虫薬を選ぶポイントは、
まずは、2週間程度を目安に塗ってみて、
効果を感じられたらそのまま続け、効果が出なければ、
次の薬を試すということが一般的にされています。
水虫薬エフゲンの場合、最初の2週間ほど、
少し多めに水虫薬エフゲンを塗り続けて貰えれば、
角質層が剥がれ始めて、効果が感じられると思いますので、
是非、一度、お試し頂ければと思います。
爪白癬と診断されると、皮膚科の先生は飲み薬でしか治らないとおっしゃいます。副作用を気にされる方は確かに多いですが、定期的に肝機能検査ををしながらお薬を処方してくださいますので、お医者さまとの約束を守り根気よく(1年くらい)経口薬を続けられると必ず完治します。
・・・でも、経口薬が血流に乗って足先の爪まで運ばれることを想像しますと、やはり懸念される方が多いのが事実です。女性のかたから、お薬を飲まないで爪白癬を完治させる方法のお問い合わせがとても多いです。
妊娠や授乳がございますので。
肝障害や腎障害の方で経口薬を飲めない方もいらっしゃいます。
では、どうやってエフゲンで爪床水虫と闘うか・・・・・
やはり、これも経口薬と同様、根気との勝負だとお考えください。
エフゲンは爪白癬にも効果があります。ただ、爪の上から塗布していただいただけではなかなか効きません。爪の下の爪床(そうしょう)にエフゲンをどうやって浸透させてあげるかということです。
まず、爪を短く切ります。深爪しないようにしてください。
そして爪やすりなどで爪を薄くしていただきます。
くれぐれも傷にならないように気をつけて行ってください。
次に脱脂綿やガーゼにエフゲンをしみこませて、爪の上に乗せ、ラップで覆います。
エフゲンシップ方法ですね。
外出の時などは無理だと思われますのでおうちにいらっしゃるときに
この方法をお試しください。
ポイントは爪そのものというより、爪と皮膚の間にいかに薬剤を浸透させるか、です。爪の周囲ですね。
ただ、この方法を行っていただくと、治療の過程で見た目がとても悪くなります。薬効が現れると爪の周囲がボロボロになったり、爪と皮膚の間に空間ができたりします。
ですので、女性には完治までが少し辛いかなと思いますのでなんとか爪白癬を治したい方だけお試しください。
爪は全てが生え変わるだけでも半年から1年はかかるといわれています。そのくらいの長期戦でお考えください。
最後に、治療の過程での無理は禁物です。異常が認められた場合は、塗布を中止していただき、お医者さまへご相談ください。
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